「ランボー」の感想

「ランボー」を観ました。
原題:First Blood
公開:1982年(「ロッキー3」と同時期の作品)
原作:ディヴィッド・マレルの小説『一人だけの軍隊』

おもしろかったです。

ベトナム帰還兵で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えるランボーが、ワシントン州の保安官たちから乱暴な扱いを受たことをきっかけに、闘争を繰り広げる話。

一見するとアメリカ映画的なドンパチするだけの内容に見えるが、ベトナム戦争帰還兵の姿を描いている。

原作では、最後にダイナマイトで自殺を図るものの、上官のトラウトマン大佐によって射殺される終わりらしい。
たしかに、続編を作れるような内容ではないため、原作がそういう終わりなのも納得できる。

戦争に参加したものの仲間たちに先立たれるという設定で、「イリヤの空、UFOの夏」の伊里野加奈をなぜか思い出した。