「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」の感想
ドラクエ11をやりました。
様々な不満要素はあるものの、まあまあおもしろかったです。
ちなみに3Dのドラクエは初めて。
良かったところ。
- ストーリーとキャラクターはとても良い
- 鍛治は楽しい
鍛治を主軸にしたゲームを作ってもいいと思いました。
イマイチだと感じたところ。
- プレイ時間が長すぎる
総プレイ時間は52時間ほどでした。
おもしろさの割にプレイ時間が長すぎるので、単位時間あたりのおもしろさが下がってしまっています。 - 3D酔いやすい
旅する中で、壺やタルやクローゼットや宝箱などを探して、中身を確認しないといけない。
その際、カメラを色々な方向へ向けることになる。
ドラクエの伝統だとは思うが、3Dドラクエには合わないと思う。
2Dドラクエの頃の遺物だと思いました。
ただし、ちいさなメダルなどの存在もあるので、ドラクエらしさを維持しつつこれらの要素を無くすのは難しそう。 - 普段のキャラクターの造形とムービー中の見た目にギャップがありすぎる
ムービーだけ外注で作ったのかな、というレベルで違っていて、違和感が大きかったです。 - BGMの音がデフォルトで大きすぎる
BGMに定評と自信があるのだと思うけれど、初期音量があまりにも大きすぎる。 - 次にどこに行けば良いのかわかりにくい
FF14みたいに次に行く場所がわかるといいと思いました。 - 余分なテキストが多く、ボタン連打していると誤操作してしまう場面がある
セーブしたいだけなのに、神父の話を聞かないといけない。
鍛治のシーンで、武器や防具を製作したいだけなのに、鍛治のトップメニューを表示すると毎回余計なテキストが一旦挿入される。
ユーザーが操作する直前で、余計なテキストを表示しないか、テキストと操作を分けて並列化するなど工夫が必要だと感じました。 - 鍛治にウィッシュリストがほしい
必要なアイテムを把握しにくかったです。 - 最終ボスを倒すために長時間のレベリングが必要であること
ストーリーを普通に進めるだけでクリアできるようなレベルデザインにするべきだと思いました。
55レベルから70レベルくらいまで上げる必要がありました。 - 最終ボスを倒す直前に様々な任意クエストがあるけれど、それらの導入が全くと言っていいほど無い
ネルセンの試練の賢者の試練をようやくクリアして「幸せになりたい!」を選んだら、「村を復興してから選んでねー」と言われて愕然としました。クリアした後に言われましても。結局幸せになるのは諦めました。
そういう選択肢を用意するのであれば、メインクエストの流れを「村の復興」→「ネルセンの試練」の順番にするべきだと感じました。
もしくは「村を復興してから選んでねー」と突っぱねる仕様ではなく、「村を復興したら、その願い叶うようにしとくねー」という感じに受け止める仕様にするべきだと思いました。
他にも山ほど改善してほしいポイントはあります。
ドラクエとしてはとてもおもしろい。だけど、現代の他のゲームと比べると評価が別れる。
そういう作品だと思いました。